21.エンディングノートについて①(メリットとデメリットは?)
相続対策ができる方法【ChatGPT(生成AI)に聞いてみました】で早くて、安くて、簡単にできる対策として、「エンディングノートの記入と家族への共有」があります。また、家族信託の時と同じように、まずは一般の方がどの程度「エンディングノート」のことをご存じかChatGPTに聞いてみました。
ChatGPTの答えは、以下の通りでした。
・「よく理解している」と答えた人は約53%
・「聞いたことはあるが詳しく知らない」は約46%
・「今まで聞いたことがない」は約1%
この結果を見て、昔よく聞いた「うまい、やすい、はやい」 というかつての牛丼のコマーシャルのような特徴を持つエンディングノートのメリットとデメリットをお伝えしたいと思いました。
いつものように、客観的な情報をお伝えしたかったので、ChatGPTにこんな質問をしました。
「エンディングノートを書くメリットとデメリットは?」
エンディングノートを書くことには、いくつかのメリットとデメリットがあります。以下に分かりやすく整理します。
✅ エンディングノートのメリット
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家族への思いや意志を伝えられる
葬儀、介護、相続などについて自分の希望を記すことで、遺された家族が迷わず対応できます。 -
トラブルや負担の軽減
遺産分割や治療方針の判断などで、家族の間に意見の違いが生じにくくなります。 -
情報の整理ができる
保険、銀行口座、SNSアカウントなど、本人しか知らない情報をまとめておけます。 -
心の整理ができる
自分の人生を振り返ることになり、今後の生き方を見直すきっかけにもなります。 -
遺言書の補足になる
法的効力はありませんが、遺言書ではカバーしきれない細かい希望を伝えられます。
【運営者からの一言】
上記1.~3.と5.は、残されたご家族が困らないようにすることを目指しています。
ご自身の大切なご家族へのご配慮ですね。
❌ エンディングノートのデメリット
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法的効力がない
エンディングノートに書かれた内容は、原則として法律的な拘束力がありません(例:遺産分割の指定は無効)。 -
更新しないと意味がない
状況が変わっても書き直さなければ、かえって誤解や混乱の元になることがあります。 -
プライバシーの管理が難しい
保管場所や内容を知られてしまうと、悪用されるリスクもゼロではありません。 -
書くのが負担になることも
何をどこまで書くか悩んだり、感情的になって手が止まることもあります。
🔍 補足アドバイス
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重要な内容(相続、遺産分割など)は、公正証書遺言など法的効力のある形で残すのがおすすめです。
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エンディングノートはあくまで「気持ち・希望・補助資料」と捉えると良いです。
【運営者からの一言】
エンディングノートを書き始めるのは、大切なご家族へのご配慮からだと思います。
エンディングノートを少しずつでも書くことで、ご自身の過去や想いを見つめ直すことができるかもしれません。
見つめ直すことで、重要なこと、守ってほしいことなどが確認できた場合は、公正証書遺言を書く。
こんな手順でご家族への引継ぎができたらいいなぁと思っています。
お手軽に書き始められる「エンディングノート」を手に取っていただけたら幸いです。
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