14.親の全財産を聞き出す有効な方法は?
今回は、ChatGPTにこんな質問をしてみました。
「相続対策のために子どもが親の全財産を聞き出す有効な方法を10個教えてください。【親は全財産を伝えたがっていない場合】」
相続対策のために子どもが親の「全財産」を聞き出したい一方で、親が伝えたがらない(隠したがる・警戒している)場合には、直接的な聞き方は逆効果です。
ここでは、親が警戒している状態でも、心理的ハードルを下げて情報を引き出す「有効な方法10選」を紹介します。
1. 「防犯・認知症対策」の名目でリスト化を提案する
「詐欺や通帳の紛失が心配だから、ざっくりでもいいから書き出しておいて」
➡ 財産の“把握”ではなく、“保全”のためと伝えると納得しやすい。
2. 「もし急に倒れたら何がどこにあるかわからない」と伝える
➡ 目的を「家族のため」ではなく「親本人を助けるため」に変えると聞き入れやすい。
3. 「預金・保険・不動産の“連絡先リスト”だけでも作って」と頼む
➡ 金額ではなく「手続き先」の情報収集に見せかけて、本質的な財産情報を得る。
4. 「1つだけ教えて」と小さく始めて、徐々に広げる
➡ 例:「保険は入ってる?」→「いくつある?」→「誰が受取人?」→「証券どこにある?」
5. 「親戚に迷惑をかけたくない」と感情に訴える
➡ 「○○伯父さんのとき、手続きでもめたらしい」と第三者事例で危機感を喚起。
6. 「今は言わなくていいけど、ノートにだけ書いておいて」と伝える
➡ 口頭での開示ではなく「見せなくてもいいから書くだけでいい」という逃げ道を用意。
7. 相続税の基礎控除を話題にして「超えてるかどうかだけ教えて」と言う
➡ 「3,600万円以上あるかどうかだけ知りたい」→親の抵抗が大幅に下がる。
8. 「財産のことは一切触れないけど、通帳・証券・登記の“保管場所”だけ聞く」
➡ 実際の金額や内容を伏せたままでも、保管場所がわかれば後々対応がしやすい。
9. 「遺言や家族信託で“勝手に使われる”のが嫌なら、自分で内容を決めて」と言う
➡ 「子どもが勝手にするか、本人が決めるか」という選択肢提示で主導権を委ねる。
10. 「親として伝えておくことはない?」と“家族としてのけじめ”を促す
➡ 財産という言葉を使わずに、想いや役割の延長として伝えやすくする。
🎯 会話のコツ(超重要)
❌ NGな言い方 | ✅ 有効な言い方 |
---|---|
「全部教えてよ」 | 「いざというときに困らないように、ざっくりでいいから…」 |
「財産どのくらいあるの?」 | 「税金がかかるかどうか知るには、全体像がちょっと必要みたい」 |
「どうせ自分に関係あるでしょ?」 | 「相続のときに手続きで迷惑かけたくないから知っておきたい」 |
今回も、ChatGPTはいろんな方法を教えてくれました。
また、親御さんから聞き出すときに、「相続診断チェックシート」も使ってみてください。
このシートは、具体的なことはあまり聞いていないので、思ったより気軽にチェックしていただける場合があるそうです。
「相続診断チェックシート」と結果シートを見たい方は、こちらをご覧ください。
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