17.相続における生命保険について(メリットとデメリットは?)
生命保険は、公正証書にはかなわないと思いますが、とても強力なツールです。
どれくらいすごいかを知りたい方は、ここをクリックしてみてください。
みなさん驚かれるかもしれませんが、私が「相続対策の最強の武器」と考えている理由をこの機会にご確認ください。
今回は、ChatGPTにこんな質問をしてみました。
「相続における生命保険のメリットとデメリットを教えてください。」
✅ 相続における生命保険の【メリット】
メリット | 解説 |
---|---|
① 現金をすぐに準備できる | 生命保険金は、死亡後1〜2週間程度で受け取れるため、葬儀費用や相続税の支払いに使えます。預貯金は名義凍結されるため、生命保険は貴重な即金です。 |
② 遺産分割協議の対象外(原則) | 保険金は「受取人固有の財産」とされ、遺産分割協議をしなくても、指定された人が受け取れます。 |
③ 相続税の非課税枠がある | 「500万円 × 法定相続人の数」までが非課税。例:相続人が3人なら1,500万円まで非課税。 |
④ 特定の人に確実に遺すことができる | 受取人を指定することで、配偶者・子ども・障害を持つ家族など、特定の人に確実に資金を残せます。 |
⑤ 遺産トラブルの回避につながる | 保険金は分け方が明確なので、「誰に何を残すか」がはっきりし、もめ事の予防になります。 |
【運営者からの一言】
死亡保険金は、「みなし相続財産」の代表的な商品です。
「本来の相続財産」と言われる現金・預貯金・有価証券・宝石・土地・家屋などのほとんどの財産とは根拠になる法律が違います。
財産の置き場所を「預貯金など➩生命保険」に変えることで、「相続に強い財産」を確保してみませんか?(わかりやすい資料はここにも掲載しています)
⚠️ 相続における生命保険の【デメリット】
デメリット | 解説 |
---|---|
① 保険金が多すぎると不公平感が出る | 特定の人にだけ高額な保険金が入ると、他の相続人が不満を感じて争いになることがあります。 |
② 非課税枠を超えると課税対象になる | 上記の非課税限度額を超える部分には、相続税がかかります。 |
③ 契約形態によっては贈与税・所得税がかかる | 契約者・被保険者・受取人の組み合わせ次第で、相続税でなく贈与税や所得税の課税になることがあります(誤った設計に注意)。 |
④ 認知症になった後では変更や新規契約が困難 | 意思能力が必要なため、高齢になってからでは加入や受取人変更ができないケースも。 |
⑤ 受取人を指定していないと遺産扱いになる | 「相続人」などと漠然と指定した場合は、相続財産と見なされて遺産分割の対象になります。 |
【運営者からの一言】
死亡保険金の設計を間違えると、思った通りの相続ができなくなる可能性があります。生命保険を相続に活かす場合は、相続に特化した保険コンサルタントに相談することで、デメリットの①~⑤は、乗り越えられる可能性が高いと思います。
ちなみに、運営者(神谷)はこの分野のプロですので、ぜひご相談ください。
📝 補足:契約形態で課税が変わる例
契約者 | 被保険者 | 受取人 | 課税区分 |
---|---|---|---|
本人 | 本人 | 配偶者・子 | 相続税 |
子 | 父 | 子 | 所得税 |
母 | 父 | 子 | 贈与税 |
🎯 まとめ
観点 | 評価 |
---|---|
早期資金確保 | ◎ 即金性が高い |
節税 | ◎ 非課税枠あり |
分割の明確化 | ◎ トラブル防止 |
設計ミスのリスク | △ 贈与税・争族の可能性あり |
ChatGPTは、以下のように締めくくっています。
生命保険は、「納税・分割・節税」の3つに強みを持つ相続対策ツールです。
ただし、契約内容や受取人設定のミスは大きなリスクになります。
つまり、設計ミスさえしなければ、「相続に生命保険はかなり使える」ということです。
愛知県全域【名古屋市、西尾張地方(一宮市、稲沢市、江南市、あま市、北名古屋市など)、東尾張地方(春日井市、小牧市、瀬戸市、日進市、尾張旭市など)、西三河地方(豊田市、岡崎市、安城市、西尾市、刈谷市など)、東三河地方(豊橋市、豊川市、蒲郡市など)】の方の相続相談にご対応いたします。