12.遺産分割のとりまとめをする可能性の高い人は?

今回は、ChatGPTにこんな質問をしてみました。
①親が亡くなった時、遺産分割のとりまとめをする可能性の高い順に5人を教えてください。
②さらに、それぞれの人にとって、「特に手間がかかったこと」を教えてください。

①は、ある程度想像通りの内容でした。
②は、今まで頑張ったことが”アダ”になる場合があるので、当てはまる場合は事前対策の検討をしてみてくださいね。

親が亡くなったとき、遺産分割のとりまとめをする可能性の高い人ランキング【トップ5】まとめ表

順位 ①とりまとめ役になる人 主な理由 ②特に手間がかかったこと
1位 長男・長女(最年長の子) 家族代表として見られがち 協議の進行・調整・全体責任を負う
2位 親と同居していた子 財産や書類を管理していた 不動産処理・財産調査・誤解や疑念の対処
3位 実家近くに住む子 手続きに動きやすく頼られやすい 書類収集・役所銀行手続き・雑務全般
4位 財産管理していた子 生前から財産を把握していた 過去取引の説明責任・口座手続き・兄弟との摩擦
5位 法律・書類に強い 専門性に期待される・逃げられない立場 書類作成・専門家対応・感情トラブルの仲裁

💦 順位ごとに、「②特に手間がかかったこと」で、ChatGptの回答の詳細から私が気になるものを記載します。

なお、ご覧いただく際には文字の色を気にしてみてください。
赤字は、「良かれと思って頑張ったこと」が”アダ”になったのではないでしょうか?
➩これは、絶対解消しておきたい問題ですよね。
青字は、「手続きが一番簡単にできそうだと」と言われて押し付けられることが多いのではないでしょうか?
➩親御さんが万が一の時を迎える前から、役割分担などについて話し合われてもよいかもしれません。

1位:長男・長女(最年長の子)
「勝手に進めてる」と思われないように常に説明・透明性の確保。
・感情的に揉める相手への対応。(特に介護をしていないと非難されやすい)
2位:親と同居していた子
「勝手に財産を管理していたのでは」との疑念に対する説明責任。
・自宅不動産の相続。(住み続ける場合の名義問題、売却する場合の兄弟の同意)
・遺品整理・仏壇管理・親戚対応など、形式的な手間も非常に多い。
3位:実家近くに住む子
・金融機関での相続手続きの代行。(平日に何度も出向く必要がある)
・郵便物の対応・不動産調査・評価証明の取得など雑務の山。
・兄弟の代筆・郵送・書類不備のやりとりに振り回される。
・場合によっては葬儀費用を一時立て替えることもある。
4位:財産管理していた子
過去の入出金の説明責任。(介護費用か?使い込みか?)
・金融資産の名義変更や解約時の手続き。(相続人全員の署名・印鑑が必要)
・兄弟からの疑念に精神的ストレスを感じることも多い。
5位:法律・書類に強い子
・遺産分割協議書の作成や、税理士・司法書士とのやり取りを一手に背負う。
・法的に正しい手続きをしても「冷たい」「納得できない」と感情面で責められる。
・親族の温度差と専門知識のギャップを調整する苦労。

ここで調べた内容を受けて、私の実家のことを振り返りました。
私の父が亡くなった時は、同居していた母が手続きをしてくれました。
の時は、母が入所していた老人ホームの近くに住む長兄がすべての手続きをしてくれました。

じつは、今年の6月に父母の法事があります。
このホームページを運営していることが、長兄・兄嫁に感謝を伝えるきっかけになりました。
ありがたいです。

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